一見非効率なことが効率が良いという矛盾

元航空自衛隊のセールスライター 河野です。

最近世間では忘年会スルーなる言葉が
流行っています。

特に新入社員や若手の社員さんで
この傾向が強いようです。

忘年会スルーをしたがる主な理由を
ぎゅっと凝縮すると

「お金の無駄」

「時間の無駄」

この2つにまとめられると思います。

しかしながら、

この忘年会には
非常に大きな仕事のチャンスが
隠れていたり、

日々の業務を楽にするヒントが
隠れていたりするので、

若手サラリーマンにはぜひ
忘年会には参加することを
おススメします。

確かに、飲みの席で
ぐちぐちと話をされたり
することが多いと思うので、

無駄な労力や時間を費やしている感は
大きいと思います。

僕も気持ちは良く分かります。

僕の場合は忘年会ではなく
懇親会スルーですが。

僕はあまりお酒が強くないので、
そもそもあまり酒の席があまり
楽しくはありません。

でも僕の場合は
出来るだけ機会があれば

懇親会や飲み会には
参加するようにしています。

なぜなら、

「そこでしか聞けない話もある」

ことと、

「参加するとあまり知らない人とでも
 仲良くなれたりする」

からです。

お酒が入っていたり、
盛り上がっている場だと

普段は言えないことや聞けないことが
言えたり聞けたりします。

例えば、
会社員であれば自分の仕事の評価など。

我々自営業でも他の人の商売の
ヒットの秘訣や仕事の裏側なんかを
聞けたりもします。

それが自分の仕事のプラスに
なってたりします。

あと酒の席は
なぜか初めて会う人でも
仲良くなったり、

一度しか会っていなくても
意外と覚えて貰っていたりもします。

なので、
これが新しい仕事につながったり

会社員であれば顔が広がる
きっかけになったりします。

こうして聞くと当たり前のように
聞こえますが、

でも実はこれはすごいことで、

もしこれを昼間の時間だけで
やろうとすると、

かなりの時間や労力、お金が
掛かったりします。

アポイントメントを取って
何回も通って顔を覚えて貰って、
仕事に繋げる。

でも、それが飲み会や忘年会だと
一気に飛び越えてしまうことが
あります。

つまり、本来非効率な
忘年会や飲み会に参加することが

効率が良かったり
することもあるのです。

さて、

ここから我々ビジネスをするものが
学ぶことがあるとすれば

「一見非効率なことでも実はめっちゃ効率が良いこともある」

です。

昨今仕事でもプライベートでも
なんでもついつい効率を求めがちですが
それは正しい効率化でしょうか?

実は急がば周れではないですが、

少し非効率なことが一周廻って
効率が良い事があります。

もちろんなんでも非効率にしろ
という訳ではありません。

あくまで見直すのは一部の事でです。

例えば、仕事で言えば

直接お客様の声を聞くとか
作業を自分でしてみてチェックするとか

一見自分がする価値がないと
思うことにも、

効率が良い非効率が
隠れているかもしれません。

つい、
そんなことする時間があれば
他のことが出来たと考えがちです。

でも、それでは
忘年会スルーをしたがる

若手サラリーマンと同じで
長い目で見たら損をしています。

そうではなくて、

我々はあえて
何か非効率なことをしてみて、
効率良く一歩先を行く。

こんな考えがあっても良いのでは
ないでしょうか?

本日はここまで。

追伸

忘年会などの飲み会ですが、
本当に嫌であれば参加しなくて
良いと思います。

いやいや参加していると
かえって状況が悪くなる事も
あるので。

今回は最近忘年会が
非効率と世間で思われがちなので、

例えにさせて頂いただけですので
ご了承ください。