根性論で教えるコンサルティングの特徴とは?

ちなみにですが、全く根性論を
否定するわけではないですよ!

自衛隊にもいたので、根性論とかが全く
苦手なわけではないので(笑)

ただしそれだけではダメだよね!

って話です。

出だしが少し長くなりましたが(笑)
元航空自衛隊のセールスライター 河野です。

この間ヤフーニュースで
ダルビッシュ有さんが

スポーツ界の根性論について
話している記事を読みました。

まだまだスポーツの世界でも
根性論がはびこっているようです!

以下が記事からの抜粋です。

「日本では、いろいろな経験をしたのに、
 自分の成績や収入、
 能力に結びついていない人が多い。

 それは教育にとって良い状態ではないと思うんです。

 だから、根性論については一度考え直さないと。

 もちろん、それしかやってきていないから、
 根性論を否定することによって

 自分の人生を否定することに
 なってしまう人が多いとも思います。

 ただ、だからと言って、
 自分のやり方や考え方を正当化するのは
 やめてほしいと思う。」

ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。

やっぱり一流の人でもそう思うんや~!

と思う一方で、

ビジネスの世界でもこんな

” 根性論コンサルティング ”

する人も多いですよね。

そして、
そんなタイプの人が口を揃えて言うのが

「このやり方で上手くいった人がいます!」

です。

「いや!他人が上手くいったとかどうでもいいし、
 今の俺にプラスにならんかったら意味無いし!」

と言ったところでそんなコンサルタントは
耳を貸しません!

上に書いたスポーツの根性論と一緒で
それを否定されたら自分を否定されたと
思うんでしょうね!

こういう人のコンサルティングの特徴は

ズバリ

「再現性がない」

ことです。

行き当たりばったりというか
出たとこ勝負のところが多いんですよね!

やってなんぼ!とかそんな感じです。

ちなみに繰り返しになりますが、
別に全ての根性論を否定するわけでは
ないですよ!

確かに気合があれば世の中のことは
7割くらいは上手くいくので!!

でもここで僕が問題にしているのは、
再現性の無さなんですよね!

なんでも気合と根性で解決しようとすると
再現性が全くなくなるんですよね!

スポーツの世界で例えると、

10回戦って8回勝てる戦術・作戦

10回戦って1回勝てる根性論

どちらが有利ですか?

どちらを選びたいですか?

ってことなんです!

奇しくも最近サッカーのU-23大会で
見事に日本代表が

グループリーグで敗退しましたが、
あれも同じです。

チームとしての戦い方に一貫性が無い
言わば再現性がなかったんです!

本当はまずチームとしての
基礎的な戦い方を作って、

その次にケーススタディのような
具体的な対処法を用意しておく。

そして、それを適切な場面で
あてはめていける様に

指導するのが
本来監督の仕事なのですが、

おそらく森保監督はどれも出来て
いなかったのでしょう。

話を戻します。

ただし根性論で問題なのは
スポーツでも同じでしょうが

たまにですが、
(再現性がない指導でも)

上手くいく人が
出てきてしまうんです(笑)

それをして成果が出たとか
実績があるとかいうんですよね!

そうではなくて
僕が言う再現性っていうのは

「10人に教えて何人成果が出た!」

ではなくて、

「同じ人に同じ状況で10回教えて何回成果が出るか!」

なんですけどね(笑)

ともかくあまり長くなると
焦点がぼやけるので結論を言いますと、

「再現性のない指導するものは
 コンサルティングするべからず!」

です。

本日はここまで。

本日の名言
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険しい丘に登るためには、

最初にゆっくり歩くことが必要である。

- シェイクスピア -