鬼平犯科帳とインスピレーション

弱者を勝利に導く
ランチェスター型コンセプトメイカーの
河野です。

 

昨日は海外ドラマが観たい!
なんて言っていましたが、

今日のテーマは
打って変わって時代劇です(笑)

 

正確に言うと、
今日のテーマは時代劇と言うよりは
エンディングテーマの方なんですが。

 

この間海外ドラマの
チャンネルを観ていたら
次回予告みたいなので、

「マイウェイ」

を歌っているのを観ていたので、
ふとGipsy Kingsの

「マイウェイ」

が聴きたくなって
Youtubeで探して聴いていました。

 

しかし、
やはりGipsy Kingsと言えば

この曲と思っていつの間にか
別の曲を聴いていました!

 

それが

Inspiration

です。

 

通には言わずもがなの
鬼平犯科帳のエンディングテーマ。

 

鬼平犯科帳はバリバリの時代劇なのに
なぜかラテン音楽のギターだけの曲です(笑)

 

ちなみにこの曲は
僕以外の多くの方にも大好評で

ぜひ一度この鬼平犯科帳の
エンディングを見て頂きたいと
思っています。

 

この曲が流れると
ドラマの終わり間際の
中村吉右衛門さんのあの独特な話し方というか

鬼平の語り口調が思い出されるので
ついつい涙が出そうになります(笑)

 

少し余談になりますが、

鬼平犯科帳って結構勧善懲悪な感じな
イメージだと思うのですが、

実はどっちつかずで終わったり
なんとなしにぼや~とした感じで
終わる時も多いんですね。

 

ホントは全て解決して

「万事OK!」

みたい終わり方して欲しいんですが(笑)
全然ならないんですね~!

 

なので、

「~ん…
なんかすっきりせんな~」

って思っている内に
この曲が流れてくるので、

ものすごく記憶に残ります。

 

しかも、鬼平犯科帳は
このエンディングへの入り方が
ものすごく上手いんですよ!

 

さらに言うと
日本の原風景と言える様な四季の映像を
写していくんです。

それが綺麗なんですね~!

この映像を観ている時に
日本人に生まれて良かったな~と
思ったりします。

 

なので、僕の中では
この曲と鬼平犯科帳は
もはや一体化しています。

 

またまた余談ですが、

この曲をエンディングテーマに選んだのは
鬼平犯科帳の作者の池波正太郎先生だそうです!

 

始めは番組のスタッフさん達も
時代劇にラテン音楽?と懐疑的だったのが

出来上がった試写を見て、
全員が納得されたそうです。

 

さらに全くの私見ですが、
小学生とかの必修課題に

鬼平犯科帳の視聴を入れた方が
良いのではないかと思っています。

 

日本独特の精神文化といいますか?
心の機微と言いますか?

一言で表せられない感覚を養うのに
とても良いと思います。

 

もちろん昔の日本の生活様式
などの文化も学べるので

素晴らしい教材になると思うんですけど

いかがでしょう(笑)

 

残念ながら2016年の12月で
鬼平犯科帳は終わってしまって

あの曲も中村吉右衛門さんの長谷川平蔵も
テレビで観ることも聴くこと
無くなりましたが、

「Inspiration と鬼平犯科帳」は

いつまでも心に残る曲であり、
いつまでも心に残る時代劇だと思います。

 

本日はここまで。

 

本日の名言


「人というものは、はじめから悪の道を知っているわけではない。
何かの拍子で、小さな悪事を起こしてしまい、

それを世間の目にふれさせぬため、また、つぎの悪事をする。
そして、これを隠そうとして、さらに大きな悪の道へ踏み込んで
行くものなのだ」

長谷川平蔵