あなたの軸を見つける
ランチェスター式コンセプトメイカーの
河野です。
タイトルには国のためと
書きましたが、
人々のためと書いても良いかも
しれません!
昨日海外ドラマのNCISを見ていたら
おじいさんが出てきて、
「死んだらUSS.アリゾナの沈んでいるところに
自分の遺灰を沈めて欲しい!」
と言っているシーンが出てきました。
何のことか分からない方が
おられるかと思うので、
かんたんに説明しますと
USS.アリゾナは1941年12月7日に
日本軍の真珠湾攻撃で攻撃を
受けて沈んだ戦艦です。
このおじいさんは
当時USSアリゾナに載っていたが、
兄の身分証で年齢を偽って
入隊していたので、
今は軍にいた証明が出来ない。
だから、たとえ死んでも
アリゾナの沈んでいる場所に
葬って貰う権利がない。
なので、ちょっと悪いことをして
NCISに海軍にいたことを証明して
貰おうとするお話です!
少し補足しますが、
元USSアリゾナに乗っていた乗組員は
希望すれば全員の方が
遺灰を船の沈んでいるところに
置いて貰えます。
このお話自体は日本人としては
真珠湾攻撃の話なので、
少し気持ち的には良くは
ないかもしれません。
でも、僕がドラマを観ていて
相変わらず羨ましいなと思ったのは、
アメリカでの軍人さんへの
” 敬意 ”です。
過去にも書いたことがありますが、
アメリカは非常に軍人さんに対して
” 敬意 ”を持って対応します。
もちろん様々な問題もありますが、
基本的な考えとして国家のために
働いてくれた人に対して、
敬意を持って接しようと
思ってくれているのでしょう。
翻って日本ですが、
過去の軍人さんには当然ですが、
今国のために働いてくれている
自衛隊員や様々な分野で国や人々のために
働いてくれている人に対しての敬意が
少し足りないと思っています!
別にすぐにアメリカの真似をしろと
言う気はありません。
過去アメリカでも
ベトナム戦争当時は、
かなりベトナムに従軍した
経験のある人を迫害していたりするので、
今まで対応が完ぺきだったわけでは
ないからです。
しかし、今は全体的に
軍人さん以外にも、警察官や消防士
など人々のために働く職業の人を
大切にしていると思っています。
今日本でそんな気持ちを
持てるのであれば、
最前線で対応してくれている
医療従事者の方たちに
持って欲しいなと思っています。
しかし、そんな
基本的な” 敬意 ”すら
当たり前に持てない
今の日本は少し良くないと
思います。
今この瞬間も
医療従事者や自衛隊員以外にも
国や街や人々のために働く人たちが
たくさんいます!
そんな人たちにちょっとでも良いので
敬意と感謝を向けて欲しいなと
思っています。
本日はここまで。