夜間歩哨と段位審査

元航空自衛隊のコピーライター 河野です。

昨日は身体的にはだいぶ疲れは
取れていたのですが、

キモチ的な部分でちょっと燃え尽きて
何も手につかない状態でした(笑)

さて今日は久しぶりに、
自衛隊での活動の続きです。

今回は教育隊での
活動の最終段階になる、

夜間歩哨と段位審査
についてです。

まずは夜間歩哨ですが、
これは見張りの基礎訓練で、
朝から夜までやるのですが、

まず初めにやったことは
穴を掘って隠れる場所(塹壕)
を作りました。

この時に印象的だったのは、
塹壕を掘ったことではなくて
その中のことです。

それは何かと言いますと、

まずある程度塹壕を堀ったら、
その穴の真ん中に
さらに小さな穴を掘ります。

そこはもし手榴弾を
塹壕に投げ込まれた際に
手榴弾を放り込む穴で、

塹壕の中にいる人の被害を
防ぐためというものでした。

こういう経験や知識は
なかなか自衛隊以外では、

聞いたり体験する事がないので、
すごく印象に残っています。

他に習ったのは
捕虜を捕まえた際の

拘束の仕方や
かんたんな尋問の仕方などを
教わりました。

そして、夜になって
昼間に張ったテントで
寝るというコースでした。

ただ僕らの時は
外があまりに寒いので

部屋に戻って寝る事になったのが、
もう一つ印象深い出来事です。

次に段位審査ですが、
これは銃剣道の段位の審査です。

結論から言うと、
僕は初段を取れました。
  
でも、
よほど下手とか
練習不足でないかぎり、
だいたい初段は取れたようです。

たまに剣道経験者とかが
飛び2段とかとっていた様な気が
するのですが、

ひょっとしたら、
記憶間違いかもしれません。

さて、この頃になると、
そろそろ3カ月の新隊員過程も

終盤にかかっているので、
だいぶ生活に慣れてきていた感じです。

でもやっぱりスケジュールが
タイトだったので、早く終わって
くれたらと思っていた気がします。

追伸

ようやく涼しくなってきて
昼間の生活がしやすくなってきました。

でもまだ昼間の服装はタンクトップです(笑)